大野神社

御祭神・由来

御祭神	菅原道真　すがわらのみちざね天之水分大神　あめのみくまりのおおかみ
御神徳	安産　良縁　厄除　家内安全　交通安全　病気平癒　合格・学徳向上　商売繁盛　馬体安全
由来	創祀年代不詳であるが、社伝に天徳三年（959年）勧請とあり、又古典・所伝によると、元慶六年（882年）以前より社のあったことがうかがわれる。聖武天皇の勅願により、奈良の都の北東（表鬼門）の方角に位置する地に大野神社の元の社名である天神社「祭神＝天之水分神」の統領する地が示される事となる。当時は仏教主導の政策の中で国家鎮護の霊山・鬼門封じの国寺をこの地に建立する運びとなり、当神社も好む好まざるに関わらず神仏習合の大波にのみこまれる。明治二年（1869年）の「神仏分離令」をうけ社名を大野神社と改めるまで神・仏ともに共生し歩む事となった。水分社は境内社で一番小さい社殿ですが、当神社創建当初の地主神として古くから祀られ、生命の源の水を御守いただく神様、無病息災・健康回復など元気の神様としてあがめられています。
主な祭典・行事	【例大祭（5月5日）】【献灯祭（8月上旬）】
御朱印	さまざまなご朱印があります（一例）通常版十一面観音朱印紙毎月15日限定いちご朱印紙
その他	【滋賀県では珍しいバリアフリー対応】来場者が安心して参拝できるようにと、階段のスロープや石畳敷きなど段差無く駐車場から境内を一周できます。ハイヒール履きやベビーカー、車いすご利用の介護やヘルパーの方にとても喜ばれています。 (1)無料駐車場　　第3駐車場まであり、普通車約50台・大型バス3台が止められます。 (2)手水舎・休憩所　　両手を清め、口をすすぎます。　　絵馬に祈願を書くための机や多色の筆記具が用意されています。 (3)天神の泉（鯉）　　鯉は瀧を昇る習性があり出世するという縁起があります。　　錦鯉は「泳ぐ宝石」とも言われています。 (4)絵馬掛け　　全国からファンが参拝し絵馬に祈願を記されます。　　願いが叶ったとお礼が記されたものもあります。 (5)神牛　　道真公と言えば牛。 (6)水分社　　水の神様。　　当地域の水はサラブレッドご愛飲。 (7)観音堂　　神仏習合時代の本地仏。　　姿は仏教思想・御神体は神道思想。 (8)楼門　　入母屋造（いりもやづくり）・屋根の檜皮葺（ひわだぶき）三間一戸は平安末期の様式で、鎌倉時代初期に建立。　　滋賀県内社寺の楼門では最古の木造建造物。【名物禰宜　大野神社の「さとし」さん】森林に囲まれた所にあるコンパクトな神社ながらも全国から多くの参拝者が来られ、団体観光の案内にも対応されています。ぜひ神職に話しかけてみてください。【名物みやげ「馬勝ったバウム」】村おこしの一環で製作されたバウムクーヘン。競馬調教施設がある栗東は「馬のまち」として全国で有名。何事も万事ウマくいく・・・